森を漉く

かつて西会津地域の重要な生業の一つであった「出ヶ原和紙」。 2015年のパートナーシッププログラムでは、その復活再生を試み、かつての和紙製造方法の調査研究や、実際に使われていた道具の収集、原料となる楮の探索から和紙の生成を行い、ワークショップ形式で紙漉きの体験を行いました。 今年度は、出ヶ原和紙(伝統技法)についてのレクチャーワークショップを行い、出ケ原和紙についての理解を周知させるとともに、和紙と風土の関係性、和紙生成における水の重要性など、生態系の中での和紙について考察しながら、自然の中(田んぼや川、水たまりなど)で和紙をワークショップを開催します。また、漉いた和紙を顕微鏡撮影や、顕微鏡プロジェクターなどで投影し、和紙の中に鋤き込まれた微生物などにより、和紙の中に鋤きこまれた小宇宙を表現する展示を西会津国際芸術村等にて開催いたします。

滝澤 徹也

1977年、東京都生まれ。2005年、東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻版表現卒業。美術家、和紙職人。2009年「小川和紙」の技術継承者育成事業を修了後、東京都無形文化財「軍道紙」の再生に関わる。伝統的な手漉和紙の研究、製造を行う一方、場の歴史や自然と人間の物づくりの営みの関係をテーマに日本のみならず海外など各地に滞在しながらや絵画や紙を媒介とした制作、展示を行う。近年の主な展覧会として、2011 International paper art exhibition (台湾)、2013 個展GANGA・PAPER (インド)、AOMORI PRINTトリエンナーレ2014などがある。

スケジュール

2016年7月〜 ワークショップ準備、道具制作


2016年8月〜10月頃 ワークショップ開催


2017年3月〜 成果展開催・成果冊子制作


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