森の氷本

「森」は自然なままでも木々が育ちますが、人の手が加わって、はじめて「森林文化」になります。

猪苗代の冬の風物詩である「しぶき氷」は猪苗代の寒さ、磐梯山から吹き下ろす風などによって出来たものですが、人が見つけ出して、「しぶき氷」と名付けられました。しぶき氷も、森のように少しずつ文化になっていくのではないかと考えます。

アーティスト・木村崇人さんは、そんな「しぶき氷」に着目し、猪苗代の文化や森の素材などを凍らせて標本のような作品が作れないかと考え、今回「森の氷本(ひょうほん)」を実施します。猪苗代の森や自然の力を借りて行われるこのプロジェクトを通して、「しぶき氷」を地域の方々と森のように守り育てていければと思います。そこから、暮らしから離れつつある「森」自体を見つめ直すことにつながっていくことを目指します。

katagiri

木村崇人

1971年 愛知県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士課程修了。
1998年から「地球と遊ぶ」をテーマに作品を制作。目に見えない地球の力を視覚化し、実際に体で感じる事ができる体験型作品を中心に展開している。ワークショップも国内外で数多く発表。代表作には、木もれ陽の形を様々な形に変える『木もれ陽プロジェクト』、光の特性を利用して作家自身が歩いて感じた森を表現した『森シリーズ』、目の位置を変える事で、巨人の視覚を体験することができる『ガリバーシリーズ』、風見鳥を群生させて風の姿を知覚することができる『風見鳥シリーズ』などがある。2004年より「地球と遊ぶプロジェクト」代表。

スケジュール

2016年7月 プログラムの詳細打ち合わせ


2016年10月1日(土)、2日(日) 氷本のための骨格づくり
ハウスの骨を組み立てて、森の氷本の骨格となる部分を作ります。ハウスを建てたあとには、蔓などの自然物を装飾します。


2016年10月8日(土)、9日(日) 氷本のための採集ワークショップ
木村さんと森の中でフィールドワークを行いながら、森から素材をいただきます。
つるし雛や団子ざし、かご編みなど、地域の文化や技を学びながら、氷本にしたい作品を作ります。


2017年2月4日(土)5日(日) 森の氷本づくりワークショップ
秋に準備したものを、いよいよ氷本にしていきます。氷本にしたいものの設置や制作を体験できます。
後世に残したい自然や地域文化を氷本にすることで、日々の暮らしや人々の知恵が森や自然とつながっていることを考えます。


2017年2月中旬 森の氷本まつり(仮)


2017年2月中旬 しぶき氷スタディーズ(仮)
森のはこ舟猪苗代エリアのメンバーがしぶき氷についてリサーチし、そのリサーチした過程や内容を展示します。


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